2008年9月2日火曜日

金沢

先日金沢の21世紀美術館にロン・ミュエック展を観に行ってきた。
どんな作風かと言うとハイパーリアルな彫刻を作る人。
ただしスケールは本当の人より大きかったり小さかったり。

前から実物を見たかったのだけど、
まさか日本で展覧会をしているとは知らず、
結構開催期間ギリギリに観にいくことに。

で、実物を見た感想は凄かった。
動かないだけでそれ以外は本当の人間のよう。

白人のピンクの斑点があるような皮膚を見事に表現している。
産毛も生えているし、肌の下には血管がうっすら透けて見える。
女性でも下手に美化することなく、下腹部のたるみなどもリアルそのもの。

硬い素材の筈なのに触れば柔らかいのではないかと錯覚するぐらい。

只残念なのは展示作品数がちょっと少なかったことと、
写真撮影が禁止だったこと。
でもいい刺激になりました。



それから美術館に常設されていたプールが面白かった。
チョッと不思議体験。
単純なトリックだけどこういうのは面白い、素敵。



せっかっく金沢まで来たので兼六園も立ち寄ることに。
こちらも大変良かった。
木々の植え方が巧みで立体的、
敷地自体にある程度高低差があるため、景観が変化に富んで美しい。

日本庭園っていいもんだなぁ、などと柄にもなく感心。

思いの他充実した金沢でした。

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