2013年4月18日木曜日

クロユリ団地

久しぶりに単行本が出ます。
映画「クロユリ団地」のコミカライズ担当しました。
来週24日発売ですのでよろしくです。

2011年11月3日木曜日

中国

北京マンガサミット、参加してきました。


中国初めて、ついた早々なんか悪天候で極端に視界が悪い。
黄砂?スモッグ?それとも両方?
中国人いわく
「霧」
らしいけど、いやいやそれはないだろうと
霧ならなんでこんなに喉がイガイガするのかと。

それが空港から1時間バスで移動してもまだ続いてる。
中国すごい。
広いなぁ。
そして車の運転が荒い。
この国の人は
「クラクションはついてたら鳴らさないと損!」
とか思ってるんでしょうか。
しょっちゅうクラクションが鳴る。

ホテルについてチェックイン。
かなり豪華な作りでビビる。
でもホテルの周りは殺風景で寂しい。
近くにショッピングモールがあってカルフールが入ってる。
ショッピングモールとかだけ見てると日本とそんなに変わらない。

歓迎会からして今回はド派手
会場には大型モニターが設置されており照明がガンガン照らされてる。
で、食事に入る前に延々とパフォーマンスが繰り返されると
この辺りの展開もマンガサミットではもうおなじみ。

夜になっても視界は悪いまま、むしろ悪化してる!

で石景山ってとこで開催されてたんですが、近辺にあまり遊べそうな店がないんですよ。
開いてる店も殆ど無くて、夜になるとなんか寂しい。
皆、どこで飲んだりしてるのって聞いたら
「家飲み」
って返ってきたんだけど本当?


2日目
あまり天気は回復せず。


何かの旧工場を展示会場に改造した場所で開催セレモニーおよび原画展。
多分鉄道関係の元工場かと、機関車とか展示してたし。

同時にコミケ的な同人イベントも開催されてました。
そういうイベント見てると本当日本と印象が変わらないね。

当日中国のVIPが来ていたようで、多数の取り巻きをお伴して大名行列。
でもVIP、多分漫画に全然関心ない(笑


3日目
少し雨が振っており風がきつい。
そんな天候のせいか、ようやく視界が良くなってくる。
でも日本の感覚だともう冬って感じ。
寒い。
厚着の服が無いので辛い。

今回の会議のテーマは
「漫画はもっと世界を輝かせ」



なんか抽象的。

地域報告は大体漫画の市場が今どうなっているかってことで、
携帯電話やスマートフォンによる市場が拡大してると。
中国は市場としておいしいですよ、みたいな感じ。

そういえば今回参加者見ててもほとんどスマートフォン使ってたし。
iPhoneとiPadの使用率の高さにびっくり。
ホテルのロビーはWi-Fi使えるのでみんなロビーでネットしてました。
でもfacebookとツイッターは繋がらないらしいです。

里中先生は震災がいかに漫画市場に影響を与えたか
それからネットでの違法アップロードなどについて講演してました。


午後からは故宮を観光。
なんかようやく中国らしいところに来たなと。
石景山は計画都市らしく、景色としては殺風景で正直面白くなかったし。

で紫禁城、建物はさすがにすごいです。
でも作りが同じなのでずっと見てると飽きてくるのも事実。
それから建物だけで展示物はほとんどないし、良い物はすべて台湾にあるのだとか。
観光客の数がすごいなぁって思ってたら
「これでも今日は少ない方」
みたいに言われました。


因みに夕食はこんな感じ、おいしいけどお腹いっぱい。


4日目
ようやく晴れる。
視界も良好。
なんだちゃんと晴れの日もあるのかと安心。
でも今日もう帰っちゃうよ…

そういえば飛行場も未来的でかっこいい造りしてました。
とにかく中国の印象としては、やっぱり広いなぁと。
いくらでも土地があるから計画的な街造りなんてし放題だろうし。

なんだかんだで面白かったです、中国。
でも次はもっと昔ながらのところも見てみたいなと。

一回車に轢かれかけたけど無事帰国。

よかったよかった。

2011年10月30日日曜日

チャンピオン決定

今年の鈴鹿の感想。

去年よりもお客さんは増えてて良い感じ。
でもバスの行き帰りがスムーズでびっくり。
運営は毎年良くなっていくね。

レジェンドマシン走行はキャメル時代のロータス、
ドライバーは中嶋悟。

フォーミュラ・ニッポンのマシンのデモ走行もありました。
4台によるミニレースで結構本格的に走ってた。
マシンのデザインがかっこ良い。スタイルだけだとF1より良いかも。

ドライバーズパレードで結構ドライバーたちが観客を撮影していました。
日本の観客がそれほど熱心に写ったのかも。



スタート直後、バトンに対して結構際どい幅寄せをするベッテル。
ペナルティ出るかなと思ったけど、場内アナウンスでお咎めなしと聞いてちょっと拍子抜け。

開幕直後はDRSってどうかなって思ってたけど、バトルが増えてるので結果的に楽しくなってるのは事実。 
 
優勝バトン、ベッテルは3位でワールドチャンピオン決定。
テレビには写ってなかったらしいけど、1コーナーのランオフエリアでベッテルがドーナツターン決めてくれました。

優勝後ピット前で記念撮影のバトン、ハミルトンは浮かない顔。
ベッテルも出てくれました。
周りの報道関係者の数がすごい!

ではまた来年。

2011年3月3日木曜日

ソーシャル・ネットワーク

映画続き
「ソーシャル・ネットワーク」

Facebook創設者、マーク・ザッカーバーグの物語。

とにかく会話のテンポが早い。
会話と音楽のシンクロ具合がかっこよく、
冒頭のハッキングシーンからテンションが上がる。
映画だけで判断するとザッカーバーグという人物は決して良い奴じゃなく、
人との交流の仕方がわからない問題ありまくりの人物なんだけど、どこか魅力的。
 普通なら感情移入できないようなキャラクターでも、脚本と構成の力でグイグイ展開していく。

成功と孤独。親友を裏切ってまでも彼が手にしたものは何か。
最近のフィンチャーの映画の中では一番好き。

フィンチャーらしい映像の遊びもあり、
ウィンクルボス兄弟がイギリスでボート競技をしている映像が秀逸。
あの兄弟を馬鹿にしまくっているところが好き。

 「お前らはずっとおままごとやっていろよ」みたいな。

只あえて難癖つけるとしたらこの話は別にソーシャル・ネットワークでなくても良いところ。
ある男のサクセスストーリーだからテーマは別でも話としては成立するし。
映画の中でFacebookがいかに革新的だったかはあまり説明されないし、
ザッカーバーグがFacebookを使って何を目指しているのかもよくわからない。

だから映画が終わったときに物語として終わってない気がした。

でも本人自身がまだ30歳にもなってないし、Facebook自体が今後どうなるかもわからないのでそれは当然のことなのかも。映画だけ観てもFacebookがどうやって利益を上げているのかわからなかったし。
今でも会社評価額だけでやってるんでしょうか?

モデルとなったザッカーバーグ本人は、この映画で合っているのは、
当時自分が着ていたファッションだけって発言しているのだとか。

ラストシーンは映画のオチとしては秀逸。
コミカルさと悲哀さが良い。

あのシーンが頭の中でぐるぐる回る。

2011年2月17日木曜日

映画

観そこねていた映画を一気に観る、観る。

「ウォッチメン」
冷戦時代が舞台の活躍することを禁じられたヒーロー達の物語。
アメコミ原作の映画はどうにも自分には肌が合わないらしい、映画としての完成度は高いのだろうけど、原作を知らないと何故こんなにも陰鬱なヒーローの映画なのか、ちょっと理解出来ない。
明確な敵が見えずひたすら内向きに展開する内容に最後まで感情移入ができなかった。
ラストの展開にはまるで納得できず。誰か正しい楽しみ方を教えてもらいたい。
「ダーク・ナイト」は文句なしに面白かったけど。

「ハートロッカー」
イラクで活動する爆弾処理班の物語。
冒頭の言葉とラストシーンのシンクロがうまい。
対爆スーツがパワードスーツのようで格好良い、主人公が最初嫌な奴だけど、見てる内に感情移入させる展開。ちょっとだけBL入ってるかも。
アメリカに戻ったときの客のいないマーケットのシーンが印象的。

「パニッシャー」
アメコミ原作だけど、主人公に何の能力もないので予備知識がないと只の妙なアクション映画。
家族(というか親戚一同)を皆殺しにされた男が復讐相手に罠を仕掛けるんだけど、その手口が何かせこい。
マフィアの嫁が浮気してるという証拠を捏造、嫁の車を移動させて駐禁違反の切符を作る描写の丁寧さに失笑。
その嫁の車を移動させてる間、元の場所に他の車を駐車させない為に、わざわざ偽の消火栓を設置するという念の入用。
変な映画(笑

「愛のむきだし」
3人の主人公の物語が交錯する青春?映画。
辻褄が合わないところが多々あったり、展開的に納得できないところもあるけれど、面白い、熱い。
特にゼロ協会の女が不気味なんだけど、時々奇跡的に魅力的な表情を浮かべているのがより恐ろしい。長かったけど観て満足。
ゆらゆら帝国の曲が素晴らしい。

「シッコ」
マイケル・ムーア監督の医療ドキュメンタリー。
アメリカの医療世界がここまで歪んでるとは知らなかった。
アメリカには日本でいう国民健康保険のような制度がなく、保険は国民が民間で加入しなければいけないのだとか。
でも実際には保険会社はあらゆる手を使って保険を適用させない様にする。
アメリカで病気になると医療費で破産するのは当たり前というのは衝撃的。

 ムーアは他の国がどうなっているのかイギリスやカナダ、フランスの医療制度にも取材をする。どの国も基本的には保険制度のため無料で医療が受けられる。
でもイギリス医療制度のNHSは実際には問題ありというのは、どこかのブログで読んだような…
アメリカに比べるとはるかにましなんでしょうけど。

アメリカで高額な値段でしか購入できない薬が、キューバで5セントで売っているという事実。
見てるこちらまで泣きたくなった。

「パンズ・ラビリンス」
確かヘルボーイの監督の作品だったけ?クリーチャーのデザイン等に共通性があり。
内戦後のスペインが舞台のダークファンタジー。
少女が試練のために訪れる宴のシーンで鎮座しているクリーチャーのデザインが素晴らしい。
ダークな不思議の国のアリスといった趣。
少女が夢見る幻想にしては全体的に退廃的な空気が漂う。
でもラストシーンから考えるとやはりそう解釈したほうが良いのだろうなぁ…

とりあえず一旦ここまで。

2010年10月16日土曜日

今年の鈴鹿

今年も鈴鹿にF1観戦してきました。
土日と行ってきたんですが土曜日は生憎の天気、ってどころの話ではなく大雨。
フリー走行でもマシンが殆ど走らず予選の時間。
しかしマシンが出てこない…
アナウンスにより30分遅延のお知らせ。
結局このあと何度かディレイを繰り返し予選は中止。
早めに帰宅することに。

翌日は見事な快晴。
スケジュールが変更になり2004年と同じように午前に予選、午後から決勝という忙しい1日に。

今年はよく人が入っているように見えたんですが、公式発表によると去年よりも観客数は減少しているのだとか。
不況の影響もあってか企業ブースが少ないのも残念。
日本関連の企業が軒並み撤退してしまったしなぁ。

それでもGPをやっているという雰囲気は最高です。
去年と同様ドライバーの等身大パネルが記念撮影用に設置されてました。

色々屋台が出ているのですが、カレー屋のインド人の店主?がいちいち面白く、
「注文何?」
「インドカレー1つ」
「喜んでー!」
「はい金額650万円ね、1千万円からね、はい350万円のお釣り!」
と万事こんな調子。
チキンカレー美味しかったです。

 決勝は序盤からクラッシュが相次ぎ波乱の展開

 しかしそれ以降はレッドブルが圧勝。
ベッテルは特に鈴鹿が気に入っているようで、スペシャルカラーのヘルメット。
中々カッコ良い。

小林可夢偉の激走がすごかった。ヘアピンであれだけ抜いた人っていないよね?

それから山本左近もかなり頑張って後続車をブロックしてました。


決勝後はレッドブルがピット前で記念写真&再びシャンパンファイト。
マーク・ウェーバーは一足先に帰ったらしくパネルで参加、ってこのパネル記念撮影用の物ぱくってきたんでしょうか(笑


 最後は華麗に平行移動するウェーバーでお別れです。

2010年7月11日日曜日

アサルトガールズ

押井守監督作の「アサルトガールズ」を観たので感想

前置きの設定の説明が長いよ!
本編入る前にだれるよ!本編見たらそれほどその説明関係ないよ!
アクションのテンポが悪いよ!
人々は仮想現実の世界に夢中になったって言ってるけど、
あんな何も無いフィールドでプレイヤーが4人しかいないような、
過疎化したオンラインゲーム誰も遊ばないよ!
ゲーム自体に戦略性が全然無いよ!
敵も一種類だよ!
菊地凛子は踊ってただけだよ!
ギャグのテンポが悪いよ、すべってるよ!
舞台が砂漠だけなので見た目の変化が全然なくて退屈だよ!
パーティーを組めパーティーを組め五月蝿いよ!
メカの効果音がアニメ音でダサいよ!
監督が砂漠をバックにコスプレ女優3人の撮影会してるみたいだったよ!
佐伯日菜子が可愛かったよ!
女優が動けてなかったよ!
菊地凛子はまだ踊ってるよ!
70分でも長いよ!
アヴァロンや今までの映画で出来てたことが出来てないよ!
押井守が面白かったのはパトレイバーの2までだよ!











ぐすん

でもビューティフルドリーマーやパトレイバーの劇場版は大変素晴らしい映画なので、是非観てくださいね。