1993年
ウィングス2月号
「DEBUG」
原作 宇治谷順
デビュー作が雑誌の廃刊と共に連載が終わってしまった為、新創刊の雑誌で連載する予定だった漫画。
結果的には新しい雑誌が出る前に出版社が倒産したため原稿は一旦中に浮く形に。
でもアマチュア時代にウィングスに投稿していた事がきっかけでウィングス本誌に転載して頂いた。
原作はデビュー作と同じ宇治谷氏。
この作品からかなり絵柄が変わっている。
この頃多田由美の漫画を知り衝撃を受ける。
以前から上條淳士、大友克洋の絵も好きだったけど、多田さんの絵はそれを上回るインパクトがあった。
構図、デッサン、表情、ペン線、空間などあらゆる部分が高い完成度を誇っており、それまでに感じた事がない物を多田さんの漫画で体感してしまった。
勿論付け焼刃で多田さんの絵を真似しても確かなデッサン力がなければ様になる筈もなく、結果的にはヒョロヒョロした不安定な線で構成された見れたものではない絵に。
この時期から1年間(もっと?)ぐらいの絵は正直自分でもあまり客観的には見れない。
背景に関しては質感表現などにこだわって結構トーンを頑張ってるかと。
無理して背伸びして描いた絵にはやはり無理がある。
4 件のコメント:
Sakura-san no blog omoishiroi mite desu, demo yoku wakarimasen. Jitsu wa, mada nihon go ga wakarimasen.
Thank you for the comment.
I can't speak English.
When you will read in the future, it is glad.
sakura
通りすがりの一ファンです。
DEBUG最高です!あまりに洗練された絵柄で非常に気に入ってしまい、いまだにWINGS1993年2月号を所持してます!
ぜひまたこの絵柄でSF物を描いてほしいです。これからもがんばってください!
コメントありがとうございます。
元々SFは好きなジャンルなのでチャンスがあれば又描きたいなとは思っております。
桜水樹
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