2007年12月6日木曜日

香港 3日目

朝食を済ませた後あわただしくチェックアウト。
バスでサイバーポートまで移動。
午前中は各国のマンガについての地区報告などや原画展の開幕式。
なぜサミットの3日目になって開幕するかは謎。

移動中のバスで原画展についての説明が。
帰国の関係で絵を見る時間があまり取れなくなったとの事。
それから原画展の図録を香港側で作成する筈が、
いざ作られた物は日めくりカレンダーだったこと!
原画展のスペースがせまく展示されている絵に限りがあることなど。

なんかチョッとグダグダだけどそれも香港らしいのか。
今日はもうサイバーポートからは空港に戻るだけ。


一応会議の内容なども少し。
今回の会議のテーマは「デジタル」

海外ではデジタルでマンガに接する事が多くなってきている。

中国や韓国ではネットでマンガを読むことがある程度定着しているが、
まだ利益を出すモデルはそれほど確率されていないらしい。
主に広告収入がメインなためマンガ自体は無料で読めるので、
逆に読者はマンガにお金を中々出さない様子。

ココから個人的な雑感。

中国も韓国も人材育成に力を入れているため絵がうまい人は沢山いる様。
ただやはりストーリーやキャラを作る力はまだまだ弱いかと。

それに発表媒体が日本に比べると圧倒的に少ないし、自国でマンガ雑誌を作るよりも
日本のヒット作品を輸入した方が簡単に収益を上げられるのも確か。

中々自国の漫画家を育てるのは難しいかと。
日本のマンガ事情というのは流通を含めかなり特殊だろうし。
むしろ自国で漫画家デビューを目指すよりも
日本の雑誌に載りたいという漫画家も多いのでは?


会議の後は閉幕式。
昔日本のCMでも見た砂絵によるアート。
コレは写真で見てもピンとはこないだろうけど綺麗で良かった。


その後原画展の展示会場まで移動。
テープカット。
(写真はテープカット前にのぞき見させてもらったもの。)
スペースの関係で展示できなかった絵はモニター表示。
そんな無茶な。

写真中央にあるパンダのオブジェは今回参加した漫画家さんたちが
記念に絵を描くためのもの。
原画展が終わると一年かけて香港の主要な場所を巡り、その後保存展示されるそう。

あわただしくバスで移動、一路空港へ。
空港でも思ったより時間が無く、土産物もあまり買えず、残念。


そんな感じの香港でした。

香港 2日目②

食事の後再び地下鉄に乗って今度は中環まで移動。
先ほどの旺角よりも都会的な街。
相変わらずの情報量に飲み込まれながら街を散策。

石造りの坂道の両脇に露店がずらりと並ぶ様は中々壮観。
このあたりは西欧的な建築も多く一部だけ見るとまるでヨーロッパ。
英語表記が主な店も結構あり。
西欧人の姿も目立ちました。


途中祭事(盆?)とかで使う道具や飾りを売っているお店に立ち寄る。
大きな金魚の飾りが目に付きました。
赤を主体とした色使いが鮮やか。


この後本来ならばサイバーポートで行われるディナーに合流する筈だったけれど、
宿泊先のホテルの近辺で済ませようという話に。


帰り道で市場の中を通過。
様々な食材が空間恐怖症の如く売られている。
さすが食の国。

地下鉄に乗りホテルのある炮台山まで移動。
しばらく休憩したあとに夕食のため外出。
起床していたN君も一緒に同行。


この辺はまだおとなしいんでしょうがそれでも夜の香港は綺麗。

途中K先生たちがお金を街の両替所で換金、
後で知ったんだけど一番損なのは空港で換金する事でニ番目にホテル。
ベストなのが銀行か街の両替所なのだとか。
店にもよるでしょうが意外と街の両替所は良心的なレートで換金してくれるらしいです。

適当なお店で食事。
食べた物は鶏料理とカタヤキソバ的なもの。
それから蟹をカレーとハルサメで仕上げたような料理。
始めはカレーの辛さにびっくりしたけど結構癖になる味。
ソフトドリンクはレモンティーが一般的な様。
味はかなり甘い。

後で聞いた話ですがサイバーポートのホテル、
「ル・メリディアン」で行われたディナーはかなり豪華だったようです。
そっちも食べてみたかったなぁ。


その後はホテルに戻りしばらく談笑。
買出しに出たスーパーではもうガンダムOOのプラモが売っててびっくり。
後、日本のお菓子(正規品)がそのまま輸入されてかなり売られてました。

一昔前では香港といえば海賊版のイメージだったけど今では表立ってみる事は無い様子。



そんな感じで2日目終了。
明日はもう帰国。